悲しみのダブルレート
「ちょもす氏と運負けとSNSと」という記事で「SNSという開けた交差点でクソを垂れ流すのは良くない」的な主張を引用したのですが、逆に言えばこのブログは僕にとって「我が家のトイレ」に等しいと言えるので今期のダブルレートに潜って感じた事もとい愚痴を少し語ろうと思います。
まずこのような穏やか(?)な書き出しですが、正直有り得ないレベルで今期のダブルレートは不愉快でした。
そう、「不愉快」なんです。
それは何故か?
「負け方が納得いかないから」なんですね。
普通に構築レベルの差や立ち回りによって押し込まれたような感じで負けるのならば納得がいきます。
ですが、今期の負けの9割は「運負け」と「ケアを全くしないゴミのようなプレイング」によるものだと断言できます。
まず「運負け」について、これに関しては仕方無いです。
運負けする時もあれば運勝ちで拾った試合も当然ありますし、「僕だけ運が悪い!」と、そのようなことを主張するつもりは毛頭ありません。
しかし、ここで問題となってくるのが「マッチングの差」です。
シーズン13は「モンスターハンターXの発売」や「WCSルールがGSであるという発表」が重なり、端的に言えば「途轍もない過疎状態」でした。
「200下マッチングなんて当たり前、たまに±50を引ければラッキー」という状態です。
勝ちで+8、負けで-24という状況で同じ数の運勝ちと運負けが発生した場合どれほど不愉快になるか、想像に難くないでしょう。
さて「ケアをしないプレイング」の方ですが、こちらは中々難しい問題です。
例えばの話ですが、こちらの初手がガルーラ&スイクン、相手の初手がニョロトノ&ルンパッパ(雨PT側の裏にはナットレイの存在が判明済み)だった場合、皆さんはどのような行動を取るでしょうか?
どちらに猫騙しを撃つ、そもそも猫騙しを撃たないのような色々な択があるかと思いますが、もし雨PT側が「ルンパッパ引きナットレイ&ニョロトノ熱湯→ガルーラ」というような選択した場合、皆さんはどう思うでしょうか?
僕は「は?何も考えてねえな」と思います。
ルンパッパ引きナットレイでニョロトノが守るを選択していた場合はまだ「なるほど、猫騙しのある初手のターンはどのような行動を通されてもダメージが最小となるように、つまるところ穏便に過ごしたかったんだな」という相手の意図が読み取れます。
しかし、ニョロトノが熱湯を選択していた場合は話が別です。
ニョロトノが熱湯を選択しているというのは「ニョロトノに猫騙しが来る可能性を完全に切り、ルンパッパ方向にガルーラが攻撃する一点読みで鉄の棘と合わせて一気にガルーラを消耗させよう」という行動のみしか考えていないということになります。
別のもっと簡単な例を挙げるとするなら「ガルーラに不意打ちが無い一点読みで不意打ちをまるで考慮しない択を選択されて負けた」みたいな感じですかね。
こちらの方がわかりやすいかもしれません。
このような行動を通されて負けた場合、運負けと同等かそれ以上に腹立たしい気分になります。
「お前それ俺にはたまたま勝てるかもしれないけど絶対レートは伸びねぇ立ち回りだからな!」って感じですね。
そして残念ながら過疎による界隈全体としてのプレイヤーの質の低下からか、このような一点読みしかできないプレイヤーの数が飛躍的に増えました。
先述した通りこれらの一点読みしかできないリスキープレイヤーは当然レートなど高いわけもなく、「運負け」の時と同様に1敗で削られるレートの多さが尋常ではありません。
これらの状況が組み合わさった結果としてシーズン13は物凄い規模のデフレーションが発生し、2000達成者が5人居るか居ないかというレベルにまで全体の数字が落ち込んでしまいました。
正直やっていて「つまらない」と感じるのは当然といったところであり、これが原因で人がレートから去り更に過疎が進むという悪循環すら発生する救いようの無さです。
単純な構築とプレイングが報われにくい環境というのはあまりにもやるせないのでシーズン14はもう少し人が増えてくれる事を望むのですが、スペシャルレートがGSルールという点も考慮すると怪しさは否めませんね……。
スタンダードなガルーラで勝つにも限界が見え始めているのでシーズン14は新しいPTを模索しつつ全国ダブルからは少し離れ、ジャパンカップを主軸に据えていきたいと思います。
ちなみに昨年のジャパンカップは39位でレートが5足りず日本代表決定戦に出られないという相当悔しい思いを経験しているので今年こそは必ずジャパンカップを抜けて東京まで駒を進めたいですね。