猫はやっぱりノルウェージャン!

威張る幼女の戯れ言日記

【シティリーグ札幌優勝】シンプルなミュウVMAX

どうも、最近急に気温が下がってきて北の大地の厳しさを感じ始めている8歳の幼女、もみじねこです。


「思えば最近ブログ書いてないなぁ」と直近の記事の日付を見たら今年の3月で、もう半年以上も経ったのかと月日が流れる速さを感じています。


まあ書く内容が全く無かったかと言われたら案外そうでもなくて、何だかんだでCL愛知やJCSも出てはいました。


しかし残念ながら結果は振るわず、CL愛知3-3、JCS2-3で記事を書いても自分が悲しくなるだけなので何も書かないまま半年の期間が空いてしまったというわけです。


と、最近調子が悪めな自分でしたが、今回出場したシティリーグ札幌ではタイトルにもある通りまさかの優勝。


CSPの絡みがあるので「ベスト4以上取れればめっちゃ嬉しいな」とは思っていましたが、ここまで上手くいくとは思わず自分でもびっくりです。




・パワーの高い構築を使おう

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使用構築は上記の通りルガゾロ……ではなくミュウVMAXです。


レシピ自体は際立った個性があるようなものでもないので後述するとして、せっかくなので少し抽象的な話をしようと思います。


今回のシティリーグにおいて、デッキ選択に関して意識した点が1つあります。


それが「素直にパワーの高い構築を使おう」という点でした。


そもそも何故自分はCL愛知、JCSで負けたのか。


勿論プレイングが至らなかった部分もありますが、とはいえCL愛知3-3、JCS2-3で「まあ仕方ないね」と笑って済ませられるほど甘いプレイをしてきたつもりもありません。


ただ、過去自分が勝てたときとは明確に違う点がこれら2回にはありました。


それが「デッキ選択」です。


CL愛知→3神とビクティニレッパが2トップと言われていた時期。自分はメタ側のマッドパーティを使用。勿論3神に対してもそれなりに勝てるつもりで持ち込んだものの、とはいえ1ターン要求を満たせなかったり対面のクチートGXがクリティカルな刺さり方をした瞬間に簡単にひっくり返され、結果として3神に2回負け2-3。


JCS→まだ記憶に新しい「黒馬、連ウー、ダイナ」の3すくみ期。自分は悪連ウーを使用。(悪はともかくとして)連ウーの選択自体はデッキパワーで考えても正解だったと思うものの、構築の細部が定まらず迷走。結果として黒馬メタに寄せすぎたピン積み21枚の構築が生まれ、当然回るわけもなく2-3。
(不戦勝込みなので実質1-3)


そう、見ての通り「メタに回りすぎ」です。


そもそもとしてカードゲームの環境なんてものは想像以上にバラけているもので、どれだけトップシェアと言われている構築でも30%前後なわけです。


その30%を追いかけすぎて残りの70%を犠牲にすべきではないのです。
(勿論『トップシェアに勝てないです!』という構築は握るべきではありません。対トップシェアに寄せ“すぎる”のが問題という話です)


今回も、元々は8月頃から愛用していたスイクンファイヤーを握ろうとずっと思っていました。


対ミュウ性能の高さ、裏工作の安定性、「どんどんよぶ」で後手番でも強く動け、種ポケモン軸による「進化前のVを引けなかったから殴れなかった」問題の解消。かなり良いデッキだと思っていました。
(余談ですがスイクンファイヤーを渡したアキトがCL京都で7-2したnoteが公開されています。有料記事ですが良ければどうぞ)
https://t.co/FKJ6bqU5lp?amp=1


しかし、対ミュウ性能が高いと言いつつも、そもそもとして今はミュウ1強ですらないかなり群雄割拠な環境。


そう、まさに先程書いた通りの「メタに回りすぎ」です。


スイクンファイヤーはあくまでも「ミュウには強いが他には五分」の構築です。


メインアタッカーのスイクンファイヤーがサイド2であること+アクアバレットによるサイド1を挟めることから2-2-1進行で誤魔化しは狙えますが、それでもやはりタフネスマントを貼ったスイクンをワンパンしてくるような構築相手は難しい部分があります。
(また、ツールジャマーおよびツールスクラッパーがクリティカルに刺さってしまう部分も懸念点でした)


「このまま何も考えずにスイクンファイヤーで突撃したらCL愛知やJCSの二の舞になるのでは?」と直前で非常に嫌な予感が胸中を支配し、結果として「ミュウをメタるより自分がミュウを使う側に回り、ミュウメタの構築はミュウ自体のパワーで乗り越える方が健全」というデッキ選択に至りました。


事実先手番のミュウは単純な相性差を乗り越えるパワーがあり、ウィークガードを貼っていけば(勿論うねりの扇はあるものの)そもそもとして殴り合いの土俵でも五分の勝負ができます。


ミュウという構築自体がゲノセクトによりウィークガードを引き込める理由付けもあるので、結局悪やミラーのどれかに負けたとしても予選は1敗で抑えられるかなといったイメージでした。


「無理して30%のトップシェアに勝ちにいくのではなく、70%の『それ以外』を落とさないようにする。その上で残りの厳しい構築相手はジャンケンと気合い」


みたいな割り切り方が何だかんだで大切だったのかなと思います。
(思えば去年シティリーグ金沢を3神ザシアンで優勝したときも『ジャンケン勝てば全対面有利!苦手マッチ踏んだ上で更にジャンケン負けるのは割り切り!最悪後手1オルターすればよし!』みたいなノリだった気がします)




・どんなミュウを使うか

さて、ミュウを使用するのは決まりましたが、ここからは構築の細部を詰めていかねばなりません。


結果を先に言うと、今回は余計なカードを詰め込まずシンプルに「とにかく安定を!」の思考で詰めていきました。


というのも、ミュウの強さの本質が「手数の豊富さ」ではないからです。


例えばルガゾロのような軸なら細かいピン積みやメタカードを活躍させられますが、ミュウは「フュージョン」という強烈な制限がある上にゲノセクトやミュウを複数体並べる関係上ベンチスペースもありません。


では、ミュウの何が「パワー」なのか。


自分はシンプルに「裏呼び」だと判断しました。


当然ですが基本的にドローと裏呼びが両立しないポケモンカードにおいて「裏呼びし続けられる軸」はそう多くはありません。


いつかエネの供給もしくはポケモンの供給が追い付かなくなります。
(あのインテレオン軸ですら例えば『メロンとボスが両立しない』など、裏呼びしながら戦線を維持するのは難しいわけです)


そんな中でミュウは大量ドローによりボスを引きながらエネルギーやポケモンを探しにいけます。その上ピオニーが状況次第でグズマとなるので実質裏呼び6枚構え。


一撃デッキのカリンのような「必殺技」はなくともこのシンプルな210打点を裏呼び絡めて飛ばし続けることが単純に「パワー」な、ポケモンカードの本質的な部分を捉えた強さだと感じました。


なので今回はシンプルに組むのが最もミュウの強さを発揮しやすいだろうということで下記にて簡単な個別説明を行っていきます。




デデンネ1

入っていないリストも多いですが、個人的には最強クラスの1枚でした。


特に先攻だと盤面が満足に並ばないこともあり、そこで「このゲノセクトの3ドローに全てを賭ける……!」みたいなことをしているのがあまりにも弱すぎて入れましたがしっかりと機能してくれました。


終盤もフュージョンシステムと合わせることでボスやピオニーをほぼ確定でサーチするカードと化けるので入れて損はしないカードだと思います。


・マリィ1

素で引き込んで強いカードは勿論ピオニーですが、とはいえピオニー4枚のみに前に進むためのサポートを任せきりにするのも不安だったので1枚だけ採用。
(クロススイッチャーなど切りたくないカードとの兼ね合いも考えて博士ではなくマリィにしました)


・霧の水晶4

リセットホールをサーチすることによる擬似的な雪道対策、実質エネルギー転送、初動にピオニーが絡まない場合のミュウ着地(=クイックボールをゲノセクトに使えるので安定しやすい)、空撃ち可能とあまりにも最強の札でした。


初稿2だった自分のリストに対して「いや水晶は4だろ」とマジレスしてくれたともポンに感謝。


・バトルVIPパス2

そもそもVIPパスが撃てている状況=ほぼピオニーが撃てている状況なので、だったら1枚じゃなく2枚積んでピオニーから4体並べるのが強いだろうという考えです。


実際ピオニーからVIPパスを2枚サーチする試合は何度もあったことに加え、「ピオニーから盤面4体並ぶならここの水晶はミュウじゃなくて超エネでいいか」というパターンもあったので見えにくい部分での後手番の安定性向上にも繋がっていたと思います。


・友達手帳1

ピオニー型なら是非とも欲しい1枚だと思います。


そもそもピオニーというカードが序盤は展開として、終盤はクロススイッチャーとして活躍するカードなので常に山に残っている状態が強い

ピオニーというカードが手札を巻き込んで撃つ関係上切りたくないボスなどを切ってしまう可能性が高いため、それらを戻せるカードは当然強く使える

ミュウというデッキ(というかゲノセクト)がそもそもカードを引き込むことに特化しているので戻したボスやピオニーを引き込みやすい


と、ピオニー型のミュウとかなり相性が良いです。


前述した「シンプルな裏呼びし続けられる強さ」を支えてくれるカードでした。


また、シティに限らず安定した成績を求めるなら「本来勝てそうだったのにラストターンの要求値を満たせず1ターン渡したがために負けた」という負け方は避けるべきで、友達手帳はそういう「勝率の底上げ」に役立つカードでした。
(事実、今回のシティで『裏を呼びたい』と思ったターンにそれを満たせなかったことは1回もありませんでした)


・パワータブレット2

ミュウを握ることに決めた夜、一人回しをしながらずっとあることを思い続けていました。


「これ、タブレットを空撃ちする場面があまりにも多すぎないか?」


そもそも大体の対面は210を基準に1回殴るか、或いはVMAXなら2回殴るか程度で、「裏のHP220以上のVを倒す」くらいでしかタブレットのタイミングがないかなと思っており、だったらここの枠を水晶やデデンネに割いた方が全体的な動きは安定するだろうと考えました。


ダイナバリアを採用している場合は70+210の打点にタブレット2枚で340まで見えるためタブレット4枚はわかりますが、今回はダイナバリアすら抜いてしまったのでそれなら2枚で十分かなと。


なお、そもそもダイナバリアを抜いた理由は「基本的に後2で撃つ技で、その状態から紐1枚で解決されるのがあまり嬉しくない」というのが理由の1つですが、本音は「ダイナバリアを入れるならタブレットは4枚欲しいがタブレットを4枚入れる行為がそもそも弱くて嫌だから」です。


・入れ替え3

元々2でしたが前を追いかけたいタイミングで山に入れ替え札が残ってない時点で前を倒せないパターンが存在してしまうのがもどかしすぎて1枚増やしました。基本的にテクノバスターでゲームを進める以上は入れ替え札=デッキの根幹と結び付く札なので、ケチらずにしっかり3枠割いて正解でした。
紐ではない理由として「紐が欲しい場合は大体クロススイッチャーか入れ替え+ボスで対応可能だったから」です。


・エネルギー4-4-2

ウィークガード4は弱点に対するせめてもの抵抗として最大枚数、フュージョンエネルギーも最強かつカミツレとの噛み合いも考慮して最大枚数。


残り2枠は「サイド落ちを気にせずピオニー→霧の水晶の流れでエネルギーを確保したい」、「裏工作軸に後手を踏んだ場合、先2で前のミュウが飛びつつうねりの扇で裏のミュウのエネルギーが剥がされると厳しいので少なくともエナジーミックス込みで前と後ろに両方基本エネルギーを貼りたい」という理由から基本エネルギー2枚に。


・うねりの扇、雪道不採用

どちらも後手捲りとして捉えられているカードですが、特にうねりの扇は後手捲りにあまり機能しないと思いました。


というのもミラー後手の基本的な勝ち筋は後手2→3→4で全部裏を呼ぶ2-2-2コースで、それなら前を触らない=相手視点エネルギーの供給には困らないからです。


後1で扇を撃てれば先2カミツレ要求にはなりますが、そもそも先1が基本エネルギーだった時点で破綻するので貴重な1枠を割くには惜しいかなと。


雪道は扇よりはまだ現実的ですが、根本的にアンチシナジーであることには変わりないのでベストなタイミングでビタ刺しして、結果的にそれによって勝てる確率が果たしてどれくらいかを考えるとやはりここも1枠割くのが惜しく思えてしまいました。




以上が簡単な構築紹介でした。


ここからは当日の対戦レポートをして終わりとなります。




・予選1戦目:ザシザマジュラルドン:○

対面ザマゼンタスタート。ルカメタだったら厳しいなと思っていたら龍ジュラルドンが着地したので「なるほどね」と胸を撫で下ろす幼女。


先2タブレット→ピオニークロススイッチャーから龍ジュラルドンを進化前に突破。


サイド3の押し付けを回避できたので、残りはザシアンとザマゼンタをそれぞれ2回攻撃して2-2-2ルートで勝利。


何とか初戦を取れて安心していました。


・予選2戦目:スイクンインテフリージオ:○

スイクン相手とはベンチを絞ったことで優位に立ち回るも、流れで出してしまったゲノセクトフリージオでロックされて7パス。


しかし、相手もカチコチロックしか撃てない&クイックシューターが1体しかいなかった&フュージョンエネルギーにより撃ちたいところにクイックシューターを撃てず、パス回数の割にゲームは動かず。


8ドロー目にエネルギーを引き込み、7ターン温存したカミツレからゲノセクトを逃がしてフリージオを突破するも残り時間はあと僅か。


結果的にはお相手からの投了という紳士的な対応を頂き勝利。


自分が超速プレイをしていたならまだしもそんなことはないわけで、終盤急かしてしまったのは仕方ないとはいえ筋ではなかったかもなと猛省。


・予選3戦目:ミュウミラー:×

せっかくミラー先手を引けたのにゲノセクトに全く触れず、デデンネGXからも解決札が無くパスを続け、ようやくゲノセクトが着地した頃には残サイド6-2といった有り様。


そのまま殴られ敗北。


最初の3戦で3-0か2-1かは(オポネント的にも気持ち的にも)あまりにも天地の差で、負け方も負け方だったのでめちゃくちゃ凹んでました。


・予選4戦目:ゲノセクト:○

ミュウが見えたので普通のタイプかと思いきやメタルソーサーやガラルニャースなどかなり鋼寄りのイメージ。


先1で4積みのVIPパスが引けなかったようで動きが鈍り、逆にこちらは後1ピオニーからVIPパス2枚で差を広げ、何とか2-2-2で勝利。


3-1で魂の1戦に駒を進めます。


・予選5戦目:ムゲンダイナ:○

後手番な上にダイナで白目を剥く幼女。


しかしお相手動きが渋く、先1エネ貼れずエンド、こちらは順当にピオニーから展開。


お相手ガラスマタドガスを立ててきたのでとりあえずボスでブラッキーVを呼びながらサイドを2枚取得。


次のターン、ウィークガード付きミュウVMAXがクロスフュージョン→ダイミラクルを宣言、前のガラスマタドガスを倒してサイド3。


ここで返しに前が倒されると雲行きが怪しくなるはずがまさかのダイナに2エネ目が付かずミュウVMAX生存ルート。


そうなるとあとはダイナを2回追いかけて勝利。




4-1、5位抜け。小躍りする幼女。


目標だったベスト4以上に挑戦する権利を得られました。




・決勝トナメ1戦目:ゲンガー:○

お願いしますと捲ったバトル場がゲンガーVで天を仰ぐ幼女。


しかし、ゲンガー相手でも先攻なら何とかなるのがミュウの良いところ。


後1入れ替えで裏に下げたゲンガーを待ってましたとばかりに先2クロススイッチャーテクノバスターのフルムーブ。


盤面からゲンガーが消えたので場のミュウを倒せず、デルビル壁でターンエンド。


こちら先3カミツレから裏のミュウVを育て、育てたミュウVをそのまま前に出してサイコジャンプ70、残サイド3。


返しにゲンガー進化ヘルガー進化からボスまで来ると危うかったもののボスまでは届かず、サイド2の押し付けに成功。


そうなるともうパニックフィアーのケアも要らないのでフル展開から大量ドローをしつつテクノバスターでゲンガーVMAXを傷物に。


当然返しに新品ゲンガーVMAXのパニックフィアーでミュウVMAXが倒されるもその返しに大量ドローからボスを引き込んで勝利。


気合いの勝利で目標のベスト4を達成。


・準決勝:ザシザマジュラルドン:○

お相手きみどりさん。使用構築的にもプレイヤーの実力的にも今回のシティリーグで間違いなく1番厳しい相手。


当日は予選も5-0、1位通過と調子も良さげ。
(きみどりさんも今回のシティに関する記事を公開しているので良ければそちらもどうぞ。全文無料です)
https://note.com/7_mizukimidori/n/nc441a1117763


お相手鋼ジュラルドンスタート、ツールジャマー貼りでパス。


即パスではなく悩んでいたので何らかの選択肢があったのだろうと思いつつ、こちらはできることをするだけなので後1ピオニーVIPパス2枚から様子見。


先2クラハン+博士、博士でデデンネが切れたので「なるほどクラハン温存+デデンネをそもそも場に出したくなかったのか」と勝手に納得する幼女。


お相手先2ザシアンザマゼンタ着地+不撓の剣。サイド4枚までは見えたので、残りはジュラルドンに付き合うか否かの選択です。
(ジュラルドンに付き合うならザシアンはタブレット絡みで1パンしないと裏呼びの回数が足りないかなぁと漠然と思っていました)


クラハン表だったので後2で殴る選択肢が消えますが、お相手もスローテンポな立ち上がりだったのでまだ余裕はあるだろうと思い基本超でエナジーミックス。
(エナジーミックスではクラハンの2枚目以降を考え、1番割られても良さげなウィークガードを貼った記憶があります。基本超×2でジュラルドンの特性を回避しながらテクノバスターを叩き込むのが勝ち筋の1つだと思っていたので、扇も怖かったですが基本超だけは大事に扱いました)


お相手先3も不撓の剣。エネルギーが付かないのが救い。


後3からようやく動き出し、エナジーミックスを撃ったミュウを下げながらクロススイッチャーザシアン、しかしタブレットを引けずしゃーなしの削り。
(後2エナジーミックスで貼るエネルギーがウィークガードではなくフュージョンエネルギーなら後3ボスザマゼンタ→ダイミラクル130でタブレットを引けない場合でもケアできていたかもなと。クラハンに怯えすぎました)


先4、勝負のターン。


ボスからデデチェンジで入れ替えを引かれ、前のザシアンを入れ替えながらキョダイフンサイでミュウが気絶。


お相手としては「基本超付きのミュウを倒す」、こちらとしては「取りやすいサイド2のポケモンの着地」と、双方のプランニングが固まり始めた頃でした。


こちらは後4ボスでザシアンを追いかけサイドを2枚取るも先5ボスキョダイフンサイでゲノセクトを取られ喉元に刃を突き付けられます。


先5でデデンネにオーロラを貼られていたので「それはダメだ」とスタンプを撃ちながら後5クロススイッチャーで追いかけこちらもサイド残2。しかしここからが遠い。


前にキョダイフンサイを当てられながら、「どうせボスを引かれたら負けだ」と新品のミュウを前に出してタブレット+ダイミラクル160。


お相手次のトップでボスを引けないが、ここで160ダメージを受けたジュラルドンを前に置きながら技を撃つわけにもいかないのでリーリエのピッピ人形前エンド。


しかし、こちらもタブレットの枚数的に返しでゲームに勝てないのでクロスフュージョン→情熱の雫50点で打点調整。


最後のドロー、お相手ボス引けず、こちらがボスダイミラクルで210ダメージ乗っていたジュラルドンを倒しゲームエンド。


お相手の初動やスタンプの刺さり具合などかなり運に助けられた試合でしたが、それ以上に白熱した試合でした。


・決勝戦:ミュウミラー:○

予選3戦目で当たった方との再戦。


ミラーとわかっていたのでジャンケン負けで天を仰ぐ幼女。


しかし、今日は俗に言う“俺の日”というヤツだったのでしょう。


お相手の先1はまさかのバトル場ゲノセクト、ベンチゲノセクトフュージョンエネルギーをベンチのゲノセクトに手貼りしてエンド。ミュウが立たない。


この1ターンは逃すまい。


バトル場ミュウ、ベンチにミュウ+ゲノセクトという盤面、後1カミツレからエナジーミックス、バトル1エネとベンチ2エネの計3エネ盤面を一気に作ります。


お相手先2でゲノセクトが4体並ぶも肝心のミュウは1体しか並ばず、ポケモン入れ替えからラティアス前、うねりの扇を撃ちながらお祈りエンド。


こちら手札にミュウVMAXとボスがあるも手貼りエネが無く、うねりの扇のせいで技が確定していない状況。


このままだとフュージョンシステムの2ドローくらいでエネルギーを引き込むかクイックを引き込みデデチェンジなどをするしかない……!頼む1エネでいいんだ1エネさえあればボスで1体のミュウを倒せるんだ……!頼む……!


そして運命のトップドロー。


霧の水晶「やぁ」


水晶は4だよお前マジで……!ともポンありがとう……!


感謝の水晶→超エネからボスミュウテクノバスター。盤面からミュウが消えたことからこちらのテクノバスターを耐えられるポケモンが次も居なくなり、そのままクロススイッチャーも絡めてミュウがサイドを6枚取りきって勝利。




・最後に

いやぁ、持ってる日でした。本当に。


ただ、持ってる日に持てる最大限を活かして優勝できたのは、やはりミュウVMAXが持っているパワー故なんだとも思いました。後付け感もありますが(笑)


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さて、今回の優勝でCSP270、プレイヤーランキングは11位まで上がってくることができました。


思えばシーズン4までで

シーズン1(金沢) 優勝 100pt
シーズン2(富山) ベスト8 25pt
シーズン3(札幌) ベスト16 15pt
シーズン4(札幌) 優勝 100pt

と、コンスタントにCSPを積み重ねられてきたことは素直に喜ばしい点なのかなと思います。


残り2シーズン、社会的情勢もあるのでどのように動くか見えない部分も多いですが、自分は自分のできることをやるだけです。


そして、自分にできることなんてのは結局限られてて、つまるところ練習する以外に道はないのかなと思います。


結構現実味を帯びた話となってきた、WCSを目指したポイントレース。


少しでも権利獲得に繋がるように、これからも練習を積み重ねていこうと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました!