猫はやっぱりノルウェージャン!

威張る幼女の戯れ言日記

【北ポケ同オフ惨敗構築】“シングルって運ゲーだろ?”

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⚫ガルーラ@メガ石
無邪気 H4 A148 B4 C100 S252
181-134-101-73-90-156 (メガ前)
181-164-121-93-108-167 (メガ後)
捨て身タックル 地震 大文字 冷凍ビーム

⚫ゲンガー@メガ石
臆病 H252 C4 S252
167-×-80-151-95-178 (メガ前)
167-×-100-191-115-200 (メガ後)
祟り目 気合球 催眠術 滅びの歌

クレッフィ@食べ残し
穏やか H228 B28 D252
161-×-115-×-152-95
イカサマ 電磁波 威張る 身代わり

カイリュー@ラムの実
意地っ張り H4 A252 S252
167-204-115-×-120-132
逆鱗 地震 神速 竜の舞

パルシェン@王者の印
意地っ張り H124 A252 B4 D36 S92
141-161-201-×-70-102
氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る

ボルトロス(化身)@珠
臆病 H4 C252 S252
155-×-90-177-100-179
10万ボルト 気合球 めざめるパワー氷 威張る




お久しぶりです。


北ポケ同オフで想像以上に負けてしまった構築なので本当は構築記事を書かないつもりでしたが、いつまでも萎えていても仕方無いので自分への戒めとして記事を残そうと思います。


思考自体に関してはそこまでズレている訳ではないと思うので、是非読んでいただけたら幸いです。




そもそもとして、スタートの考えは「自分はシングル特有のサイクル戦、対面構築の立ち回りに慣れていないので可能な限りタイプに関わらない戦術を採用しよう」というものでした。


「対面構築とはどのような構築の事を指すのか?」という問いすら満足に答えられないような僕がそれらしいシングル構築を組んでも相手に上手く回されて自身のサイクルが瓦解していく様が目に見えるようですからね。


ということで、僕が今回構築の軸に据えたポケモンは「祟り目素催眠ゲンガー」と「電磁波威張るクレッフィ」でした。


メガゲンガーの催眠祟り目はサイクルをカットしつつ等倍ならほぼ全ポケモンを確定2発で処理する事ができ、クレッフィも電気と地面、ガルーラ以外のポケモンに対しては割と分の良い賭けを押し付けながら突破する事が可能です。


そして、ただ運ゲを仕掛けるだけでなく「運が悪くても裏のポケモンでリカバリーができる」、所謂ボルトメタモンのような構築を意識して組みました。


ちなみに「ジャロボルトゴーリ」
のような“テンプレ運ゲ構築”を素直にパクらなかった理由は「流石にやる事が完璧にわかっていたら読まれたり対策されたりするだろうなぁ」という気持ちからです。


自分自身、ダブルバトルでテンプレ滅びのようなPTが対面に来たら大抵は動きを完全に読んで逆にカモっているのでシングルの庭でテンプレを持ち込むのは相手にカモられるだけだろう、と。


ゲンガーならまず「メガか否か」という思考のブレが発生し、鬼火
や凍風の可能性を考えると流石に初手からやりたい事を完璧に読まれるケースは少ないだろうと考えました。


また、エース枠としては単体性能が高いカイリュー、積んでしまえばかなりの“圧”があるパルシェンを採用、ファイアローの選出を抑制する珠ボルトロスとかなり幅広い面子を揃えました。


ここまでエース枠に割いても構築が瓦解しないのはそもそもとしてサイクルをさせず対面のポケモン全てを相性に関わらず突破できるポケモンが居るからこそなのだと思います。




以下個別解説に移ります。


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無邪気 H4 A148 B4 C100 S252
181-134-101-73-90-156 (メガ前)
181-164-121-93-108-167 (メガ後)
捨て身タックル 地震 大文字 冷凍ビーム


まずこのポケモンの採用理由ですが、

①ゲンガーの型を判別させにくくするため
②ゲンガーを出せない場合にPTパワーを落とさないよう2メガにしたかったため

であり、このような技構成となった理由は

クレッフィの苦手な地面or電気タイプを含むサイクル構築に対し不意の冷凍ビームで半壊させる事が可能なため
ナットレイを筆頭とする鋼タイプをガルーラで処理してしまえば裏のカイリューパルシェンが通りやすくなるから

です。


基本的にはゲンガー選出なので出番は少ないですが、出す時にはしっかり活躍してくれた印象があります。


バシャーモに対してもガルーラカイリューの並びで崩しにいくパターンが大半だったので起用して正解でした。


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臆病 H252 C4 S252
167-×-80-151-95-178 (メガ前)
167-×-100-191-115-200 (メガ後)
祟り目 気合球 催眠術 滅びの歌


最強ポケモン


“絆”を見せ付けながらピロピロする事で相手のポケモンを1体無償で突破していきます。


基本的にゲンガークレッフィ+カイリューパルシェンボルトロスから刺さっているポケモンを1匹、という選出をするのですが、催眠祟り目で1体突破した場合は残り2体でこちらの3体に対応しなければならないのでクレッフィで嵌めるかカイリューで積むかのどちらかが成立します。


催眠祟り目で2体無償突破した場合はポケパルレを怠らないようにしましょう。


1番大切なのは“絆”です。


ちなみに最後の1枠ですが、これに関しては好みだと思います。


道連れにしている人が大半でしたが僕は読まれやすいのがあまり好きじゃなかったのとポリゴン2スイクン辺りが嫌いなので滅びの歌を採用しました。


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穏やか H228 B28 D252
161-×-115-×-152-95
イカサマ 電磁波 威張る 身代わり


最強ポケモンその2。


1ターンの猶予を与えた瞬間に全てを抉じ開けていきます。


威張って動かれても裏のカイリューパルシェンに託します。


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意地っ張り H4 A252 S252
167-204-115-×-120-132
逆鱗 地震 神速 竜の舞


ラムの実は最強の道具です。


これがあるだけで安定感が違いますね。


特に電磁波で対策してくるようなタイプだとそのままゲームエンドまであります。


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意地っ張り H124 A252 B4 D36 S92
141-161-201-×-70-102
氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る


こちらも運で実質的な火力が倍になる、高い“圧”を放つポケモンです。


ちなみに調整について、実は覚えていないのですが微妙にD方面が硬くなりそのおかげで等倍の特殊技を耐えたりした試合もあるのでこれでいいかなぁと。


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臆病 H4 C252 S252
155-×-90-177-100-179
10万ボルト 気合球 めざめるパワー氷 威張る


このポケモンは相手のガルーラを気合球で吹き飛ばす枠かつ広範囲高火力により〆として使える駒として採用しました。


ゲンガークレッフィを使っていて面倒だったのがガルーラやゴツゴツメットを持ったブラッキーだったので、このポケモンのおかげでその辺りに対して強くなれた気がします(気がするだけ?)


悪巧みを採用すればエースとしての運用も可能なので非常に悩ましいですが、威張るのワンチャンが強すぎて難しいですね。


このPTは相手に化身ボルトロスが居た場合100%の確率で初手に出てくるので「ボルトロスに強いボルトロス」のような型にするのもアリかもしれません。




と、長々と書いてきましたが結果は2-5予選落ちなのでやはり運ゲだけで勝てるほどシングルは甘くないということでしょうか。


とはいえ負けの内の3つは「催眠外し→放電麻痺→即痺れ」、「メガゲンガーミラーで同速負け祟り目をされ落ちる(落ちる確率は12.5%)」、「催眠外し&気合球外し」と、どちらが勝ってもおかしくないような内容だったので言うほど弱い構築ではなかったんじゃないかなぁと自己弁護しておきます。




最後に、オフ会のような「人から直接殴られる危険性がある場所」でこのような構築を使うのは諸刃の剣だな、と感じました。


まあ僕が催眠術を当てて中指立てる事ができる時点で知ってる人から小突かれるdisアドバンテージなんて遥かに越えるアドバンテージを得ているので今後もオフ会では素催眠ゲンガーを使っていこうと思います。