猫はやっぱりノルウェージャン!

威張る幼女の戯れ言日記

ライチュウは強かった

WCS日本勢は残念でしたね。


言われているのが「一般枠の吟味が足りなかった」、「ゼルネアスというポケモンを信じすぎていた」辺りでしょうか。


当事者ではない僕がとやかく言うのもあまりよろしくはないんですが、確かに「Big6」や「BigB」と呼ばれる構築に収束してしまっていた印象はありました。


実際ゼルネアスは強いポケモンなので難しいところもあるんですけどね。


寧ろドーブルに縛られすぎていたと言う方が正しいかもしれません。


また、今回はアメリカ勢が猛威を振るった年でもあり、Day2のスイスドロー予選を抜けた24名の内なんと12人がアメリカ勢でした。


そこに絡んでくるのがタイトルのライチュウ率いる「ライチュウゲンガーカポエラードータクンレックウザカイオーガ」、通称“wolfeパ”と呼ばれるPTです。


アメリカ勢はこのPTをシェアする事で安定した勝ち上がりを見せていたようで、構築のシェアはあまり日本のポケモン界では馴染みが薄くwolfeパの完成度の高さも相まって翻弄されてしまったのでしょう。


このライチュウ、考えれば考えるほど成る程なぁという印象です。


「そもそもレックオーガと呼ばれる構築は個々が有する対面火力の高さから生まれる様々な択を相手に押し付けプレイングミスを誘発するのが強さの1つである」とは僕の身内ポケ勢「わかば」氏の言葉ですが、ライチュウは対面に居た場面猫騙しやアンコール等の択がかなり発生してしまいます。
(仮にライチュウがアンコールを採用していなくとも、相手はそれを知らないのでアンコールをケアして動く必要があります)


電気技を使用する場合はライチュウが裏に控えているだけで既に択が発生するのでレックオーガ系の構築をボルトロスで対処するPTはまず間違いなくこのライチュウというポケモンの圧に轢き殺されたことでしょう。


また、ほっぺすりすりという技は「挑発で止まらない電磁波」、「(特にレックオーガミラーで)襷を削る事が可能」という途轍もない差別化要素を誇る技でもあります。


それらに加えがむしゃらで置物化を防ぎ、隣を的確にサポートしていけるライチュウは成る程Big6に囚われていた日本では発掘され得なかったポケモンだと思います。




今年は残念な結果になってしまいましたが来年にまた期待ですね。


多分アローラダブルだと思うので僕も頑張って考察していきたいと思います。