ポケモンランキングから見るWCS環境
1月下旬~2月上旬は全人類が期末テストの期間なので更新が滞るのも仕方無いですね、はい。
僕もオタクの例に漏れず単位余裕マンにはなれない生活を送っているのでこれ以上は落としたくないと必死に頑張る予定でした(過去形)
まあそんな話はさておいて、遂にPGLでポケモンランキングが復活しましたね。
今回はなんと30位まで表示の大盤振る舞い、逆に前回は何故12位という中途半端な数字だったんだと思わなくもないですが、とにもかくにも数が増えたのは喜ばしいことです。
ということで、今回はこのランキングを見て環境を調べていきます。
(とはいえ環境自体はレヒレカミツルギからそこまで変わっていないので新しいものを発見するというよりかは『おさらい』の面が強いかもしれません)
ではランキング画像はこちらです。
まず目に飛び込んでくるのはガブリアスを抑えての堂々たる1位、ウインディです。
環境初期からのテテフウインディ構築、前環境覇者レヒレカミツルギウインディ構築の双方に必要なポケモンとして圧倒的な需要を見せ付けました。
単純に威嚇枠として種族値が高いポケモンであり、環境のカミツルギ、テッカグヤに対して有利を取れる点がサイクルを回す上でかなりやりやすいので水と地面の一貫にさえ気を付ければ上記のテンプレート構築に限らずそれなりのものを組めそうな気がします。
あと個人的にはワイルドボルトでカプ・レヒレにある程度の打点を持てるのが1番のズルポイントですね。
2位のガブリアスですが、レヒレカミツルギキュウコン辺りに有利じゃない故の2位なのでしょうがレヒレカミツルギ構築側もガブリアスを採用するのでこの順位も必然かと。
ちなみに僕はようやく地面Zを考慮して立ち回ることができるようになりました……。
シーズン1と合わせて約100戦もの数を犠牲にしての成長です……。
3位:カミツルギ、9位:テッカグヤはそれぞれレヒレカミツルギ構築とテテフウインディ構築との数の差を表しているのでしょう。
(一部にはカミツルギテッカグヤ同居構築なんてのも見受けられましたが……)
テッカグヤは最序盤に比べて数こそ減らしましたが、火炎放射搭載により着々と対カミツルギの牙を研いでいる状態なのでいつランキングが上下してもおかしくないかと思います。
4、5、6位と並ぶはカプ系統。
ブルルも十分評価されていいポケモンだと思いますがそれ以外が強いので仕方無い気もします。
(カプ・コケコに関しては正直『こんなに高順位であるべきポケモンか?』という感想もなくはないですが……)
にしてもカプ・テテフの「わーい!6位だー!」感めっちゃ可愛くないですか?
久しく幼女成分に欠く人生を送っていた僕にとってはカプ・テテフと今期アニメの幼女戦記だけが数少ない癒しです。
8位:ポリゴン2、何こっち見とんねん
10位のキュウコン、11位のカビゴンは初期と比べてかなり数を伸ばしました。
(特にカビゴン)
カビゴンの優秀な種族値からのノーマルZによる一貫性、或いは食いしん坊リサイクルと型が分かれ、そのどちらもが高水準で強いです。
特にトリル構築のフィラの実腹太鼓→自己暗示は圧殺力抜群で、太鼓カビゴンの岩雪崩はダブルダメージでなおH252テッカグヤを7割削り取ります。
あとペリッパーは13位なのにゴルダックはランキング外なのは何故なんでしょうね。
ペリッパーに雨始動以外の役割があるのか、はたまたゴルダック以外にシェアを奪い合うすいすいアタッカーがいるのか、僕には分かりませんでした。
その他にランキングから見えるポイントとしてはやはり「構築の固定化」でしょうか。
というのも正直な話、ランキング12位より下のポケモンはランクインこそすれど環境にそこまで入っていないように見受けられるのです。
特に25位より下は「本当にランクインしたポケモンか?」と疑わしくなるレベルで見ないので(ある程度のマッチ運はあるでしょうが)、つまるところ「構築に使用されているポケモンの多くは12位より上から6匹」なのだろうな、と。
そしてプールの少なさ故にこれら上位に対してメタ性能を発揮するポケモンというのも非常に少なく、こうなってくるとchalkのような完全な固定化とまではいかなくとも段々と環境が定まってきた感じがありますね。
「で、その『環境に対してメタ性能を発揮する非常に少ないポケモン』って具体的に何だよ!」というツッコミに関してはまだ考察不足故に断言はできないのですが、敢えて言うならば以前少し話題になったミストorサイコシードバルジーナ、あとはヌメルゴン辺りだと思います。
まあ雑にテテフウインディを使っているだけでまだ勝てる環境であるのも確かなので、変にメタを狙って四苦八苦するよりも素直に環境トップを使う方が丸いかもしれません。
(本当は1ページ以内でドヤ顔しようと思って8位でスクショを撮っていたんですが、だらだらと記事を書いていたら気付けば1ページ外でした><)
ポケモンバンクも解禁されてようやく本腰を入れ始めるプレイヤーの参入、バンク解禁に伴う最遅メタモン解禁によるギガイアスやポリゴン2の厳選環境改善、エンニュートなどの有能遺伝技持ちの解禁とまた1つ環境が変わろうとしています。
僕個人としてはテテフちゃんと添い遂げると決めているのでそこまで変化はないですが、最低限レートには潜り続けて環境に乗り遅れないようにしたいですね。