猫はやっぱりノルウェージャン!

威張る幼女の戯れ言日記

「ケア」という言葉と強気な択

僕は「ケア」という言葉、概念自体は大事だと思うんですが、使われている状況が良くなくて基本的に好きになれないんですよね。


この言葉って「いや、択を全部ケアしてない方が悪いでしょ」、「ケアしてないのが悪い」みたいな使い方が(少なくとも僕の身の回りでは)されがちで、とても「口で言うだけの都合の良い使われ方」をされている気がするんです。


「いや、そもそも『択の全ケア』って何?全ての択のいずれかを引いても自身に致命的ではない、つまり『ケアできてる』状況を作り出すと?最初から自分の思考の外にある択も存在するだろうしそんな都合の良い行動をポンポン達成できてりゃポケモンなんてゲームは苦労せずにレート2500くらいいくんだよなぁ」としか思わないんですよね。


まずどこまでの被害なら「ケアできてる」と言えるのか不明瞭ですし、仮に「ケアできた」として被害を抑えられてもそれが積み重なればいつか「ケアできない」、つまり「詰み」に繋がります。


被害を被らない事を「ケア」と呼ぶのなら「全ケア」はあまりにも理想論すぎるでしょう。


そもそもそのような「ケア」はどうも受け身の思考に見えて相手に与える被害が小さく思えます。


ポケモンは「相手の攻めを捌くゲーム」ではありません。


「相手を全員倒したら勝つゲーム」です。


択だけで言うなら相手の場のポケモンが2匹、技が4つある時点で16通りの択があり、それ以外に交代、自分視点で判明していない技、不明なSラインその他諸々があり「択の全ケア」など確定で無理だと僕は思います。


それよりも相手に思考誘導を与え、それ以外の択はある程度切って戦う、つまり「強気に動く」方が遥かにやりやすい上に勝ちやすいと、僕はそう考えている訳です。


思考誘導といってもそんな大層な話ではなく、単純に「猫騙しあるから⚫⚫は引きたいだろうな」とかそんなレベルです。


ですが「まあ引きたいだろうとは思うけど引かずに動かれたらヤバいからやっぱ猫するか」という行動を取る人物が多いように見受けられます。


「有利な時、相手の思考を誘導している時こそ強気で動く」の心持ちが大切で、そこの一手で勝敗を分ける事も多々あるので「PTパワー自体は低くないのに何故かレートが伸びない」という人はもう少し強気の読みを身に付けると良いと思いますね。