悲劇のゲロインにならない為に
オタク飲み、楽しいですね。
ただ楽しい事には楽しいんですが、最近飲みに行く機会がそこそこあって、そこで感じた事を今日は喋っていこうと思います。
端的に言えば「吐くのは気を付けましょう」という話なんですが。
そもそもとして、オタク飲みは酒の強要が一切ありません。
まあオタクはウェイや体育会系のノリが嫌いでオタクになった説があるので当然と言えば当然です。
しかしそれ故に、「飲み会の場で吐いた人物」への風当たりは割と強いのです。
普通に「え、マジかよ……」ってなりますし、ネタにもされます。
自身の許容量に見合う飲みを心掛けるべきでしょう。
しかし悲しいかな自身の許容量を把握するのは勿論大切なんですが、それでどうにかなるのならこの世にゲロリストは存在しません。
本人だけではなく飲み会の場に居る全ての人々は、ゲロリストが出す様々なヒントを元にゲロリストが行う自爆ゲロを回避、若しくは被害を最小限に抑える任務があると意識すべきです。
例えば「乾杯した直後の一気飲みは控えるべき」というのがあります。
これはそもそも「一気飲みを控える」という点もあるんですが、それよりも「空きっ腹へ大量に酒を流し込むという行為が危険である」という点もあります。
確かに乾杯をすれば手に持っている酒をそのまま飲むのでどうしても最初の一口は空きっ腹に流し込まざるを得ないんですが、それは「一口」に留めておいて何か別の物を口にしてからまた飲み始めましょう。
油分を使用した料理やトマトなんかがアルコールを摂取する前にはオススメらしいですよ。
また、当然の事ながら普段よりテンションが高いのも危険信号です。
テンションが高くなる理由は一緒に飲む人物だったり酒と共につまむアニメが刺さったりと色々あるのでしょうが、なんにせよ「ハイテンション」というのはその間は何でもできると錯覚しがちです。
そのような時は飲んでも気持ち悪くならないでしょうし、それが「今日は大丈夫なんだ」という悪い認識ミスを生み出してその場のノリで飲み続けてしまいます。
しかし、そのハイテンションは当たり前ながらいつか終わりを迎えます。
「いや、大丈夫大丈夫、100%吐かない」
から
「うん、余裕余裕、“““まだ”””大丈夫」
に変化したら「その人物はこの先1~2時間の中で99%吐く」というサインです、気を付けましょう。
「まだ」という言葉は確実な死の前兆です。
加えて睡眠は「嘔吐からの回避」ではありません、寧ろ状況は悪化していると考えるべきでしょう。
上記のような人物が寝てしまった場合、これは寝ゲロの可能性を危惧するべきで、これは最悪死に至る可能性もあるので普通に笑えません。
常に注意を向け、少しでも異変があったら対応できるようにしましょう。
ちなみに吐く時は勿論トイレが望ましいんですが、こちらも他者の補助が大きなウエイトを占めています。
吐くほどに酔っている人に「あ、俺ちょっとヤバいな、トイレ行っておくか」なんて正常な思考と行動を期待できると思うでしょうか?
こちらも少し具合が悪そうだったら「肩貸すからトイレ行くぞ」というプレイングを求められます。
「すいません、ほんとすいません。もうおしゃけのみませんほんとすいません」
と、フラフラになりながら悲しみの言葉を言わない為にもやはり自分で制御するのが1番なんですけどね。