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猫はやっぱりノルウェージャン!

威張る幼女の戯れ言日記

見えない択に怯えるな

例の話をしましょう。
あなたはGSでメガクチートを軸としたPTを組みたいと思っています。
伝説枠やその取り巻き、各種PTに対する初手のパターンまで順調に決まりました。
しかし、あなたは以下のような事実に気付いてしまいます。


ガルーラグラゼルネ系統のスイッチトリパには初手グラクレセでいきなりトリル展開される事も考慮すると先発は『A+B』にして裏に『クチート+相手に合わせた1体』とするのが安定だと思ってたけど、この『A+B』という並びは初手『ガルーラゼルネアス』を合わせられた場合めちゃくちゃキツいな……」


ガルーラゼルネアス」という並びはGSではとてもメジャーな並びでしょう。
ですが初手にクチートを出してしまうと相手側の「初手グラ+何か」が裏目となってしまいます。
「初手A+B」か、「初手クチート+何か」か、どちらを出しても裏目が存在し、安定はしません。
果たして環境トップのPTに対して安定した戦術が取れないこのPTは「安定しないPT」であり、解散すべき運命にあるのでしょうか?


僕から言わせると答えは「否」であり、この「初手ガルーラゼルネアス」という択こそが「机上論でしか存在しない択」=「見えない択」だと僕は主張していきたいのです。


確かに机上論で見るならば初手は15パターン存在し、その全てが等しい確率で自分の目の前に現れる可能性があります。
PT構築の罠に嵌まる人はこの15パターンを机上論の通りに「全て等しい確率」で出て来ると考えてしまっているパターンが少なくありません。
この場合「初手2体で相手の15パターン全てに対応する事が出来なければ『そのPTに安定して勝てる』と言えない」という事になり、勿論そんな都合良い駒なんて存在するはずが無いので「あのPTどうしようもねぇ~~~」となってしまうのです。


しかし実際に対戦する場合の相手は「机上論」ではなく「人間」です。
では「机上論」と「人間」の何が違うのか、それは「思考決定に感情が介在するか否か」です。


先程の例に戻りましょう。
簡単な話なのですが、あなたはクチートをPTに入れているのです。
「初手ガルーラゼルネアス」に対して明確に強いクチートの存在が選出画面で明らかになっているのにも関わらず、ドヤ顔で「ガルーラゼルネアス」という初手を並べてくる人間が果たして居るのでしょうか?


僕は「そのような人間は居ないであろう」と断言します。
よってあなたの「初手A+B」はほぼ確実に安定する択だと言う事が出来ます。


このような「机上論では全ての択が存在するが自身の採用ポケモンが相手の択を狭めている(が、それに気付かずジレンマを発生させている)」というパターンはポケモン構築の殆どに存在する要素であり、これに気付くだけで「成程、この択を気にしなくていいならだいぶ楽になるな」という感じで道が開けていく事になる可能性も大幅に増加するかと思います。




ちょっと風邪気味が続いているので短いですが今日はこの辺りで失礼します。
皆さんがPT構築で詰まっている場合、上記のような「見えない択」に怯えていないか今一度考えてみて下さい。
案外簡単に解決するかもしれませんよ?


明日は「選出が出来ないポケモンを作るな」でお送りしたいと思います。